金星と火星について考える

 

西洋占星術を学んでいくと、

たびたびジェンダーの壁に当たることがある。

 

社会的立場や表の顔を表す太陽は、

女性の場合夫のことを読むという。

 

もちろんそれは

西洋占星術が構築されてきた時代背景と

密接に関係している。

 

ならば2022年現在、

「男性の場合」「女性の場合」と読む

すべての項目を注意深く捉え直していく必要が

あると思う。

 

 

特に私が注目しているのは

火星と金星。

 

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火星は一般的に

行動や勝負、性欲など、

まさに「火」から連想される男性性を象徴する星。

 

金星は美意識、

愛、快楽、趣味など、

キラキラした美しい女性性を象徴する星。

 

 

西洋占星術

火星と金星で恋愛をみることが多いのは納得で、

女性の場合は、火星で男性の好みを

男性の場合は、金星で女性の好みをみます。

 

ここでジェンダーの壁。

 

基本的に誰でも性別問わず

火星も金星も持っているわけです。

女性であっても、

男性の場合好みのタイプをいう金星があるわけです。

「女性の場合」「男性の場合」

その根拠は、

体感は、

どういったものなのだろう?

 

私は何事も

自分で経験しないと納得できない

生粋の乙女座脳。

 

火星と金星について

自身を使って考えてみました。

 

 

私の金星

獅子座 9ハウス

月が90度ハードアスペクト

土星が90度ハードアスペクト

海王星が120度ソフトアスペクト

好みのタイプとよんだ場合

カリスマ性があって、優しくて真面目。

実在しないようなファンシーな雰囲気とロマンチックな人

とかでしょうか。

 

 

続いて火星

乙女座 9ハウス

海王星が120度ソフトアスペクト

冥王星が60度ソフトアスペクト

好みのタイプとよんだ場合

この世に存在しないような不思議な魅力、絶対的存在感。

カリスマ性があって、仕事もできそう。

近寄りがたいほどの超人的雰囲気を感じる。

 

 

・・・これを

自身の好みで考えたとき、

ものすごく身に覚えがありました!!

 

金星の好みは、「推し」です。

私の推しは相葉雅紀向井康二

優しくて真面目という点は外せないと思います。

それからこのタイプ、仕事をする上でも

もっとも一緒に仕事がしたいと思うタイプ。

友達になりたい、近づきたいと思うタイプです。

 

火星の好みは、「服従」です。

このタイプに人生で何度か出会ったことがある気がします。

私は萎縮しきってしまい、ただでさえ柔軟宮の塊人間なのに

全力で相手に合わせてしまい、

疲れます。

相手には私が好意を持っていると

思われやすい気がします。

実際、私の中ではどうかといえば、

この人には逆らえないから

絶対に近づきたくない!

そう思って警戒しています。

そのくせこのタイプの人と二人きりになると

ついメロメロになってしまうし、

なんせよく夢に出てくる・・・

怖い。

怖くないですか?

火星の引力・・・

私の火星に超人的な星の影響が強いから

余計なのかなあ?

 

 

このように自分に置き換えると、

なぜ金星が男性視点の女性の好みで

火星が女性視点の男性の好みなのか、

わかる気がしました。

 

金星とは自らが選び取るタイプ

火星とは抗えない引力を持ったタイプ

 

で、あるならば

男性は自分の嫁(あえて嫁と言います)を

自ら選び取るわけですから

どんなタイプが好みかは金星でみる。

女性は結婚して一生尽くす

絶対服従の主人をみるわけですから

どんなタイプが好みかは火星でみる。

 

これならば納得!

(乙女座脳、無事満足)

 

 

現代風にジェンダーレスにいえば

 

金星は好きなタイプ。

火星は抗い難い沼タイプ。

 

と読めるかもしれません。

 

 

 

この金星と火星が影響し合う相手と

出会ったらどうなるんだろう?

これを私は

好きなアイドルのシンメでみるのが

大好きです。

伝説のシンメと

世に名を轟かすシンメには

金星火星関係が

多いです。

楽しすぎる。。。

これはまた別の機会に。